出来高で大トレンドの予兆がわかる?トレンドの見方、考え方について解説

FXトレード

出来高とは

FXにおいて様々なインジケーターを多用すると思いますが、その中でエネルギー系指標(量的指標)として使われるもののひとつに、出来高というものがあります。

出来高とは、期間の中で成立した売買の数量のことを表します。英語では、「Volume」と表します。
出来高の棒グラフの長さが長ければ長いほど売買の数が多くなります。

相場の今の状態において、どれくらい取引が活発なのかを示す縦長のグラフは出来高というものを表しています。買いを緑、売りを赤で示しており、どれくらい買いや売りが活発なのかということを出来高で示しているのです。出来高が多ければ多いほど、取引が多くされているという状態です。この、出来高の多さで今後どれくらい相場が強くなるのかといったことが予想できるようになるのです。

株式市場においては、特にこの出来高を重要視してみておくことで今後株価上昇となるのか、トレンドを作る体力がどれくらいあるのかということがよくわかるようになるのです。

もう一つの言い方をします。市場には、分かって売買しているインサイダー取引というものが存在します。マーケットメイカー、機関投資家、大口投資家だけではなく小口投資家も含めインサイダーをしている人がいます。株価やビットコインの価格は、需給によって決定することが多いですが、インサイダー取引をしている人によるおかしな値動きが発生する場合があります。

受給によって正常な価格になっているのかそれともインサイダー取引をしている人による価格のおかしな動きなのかを判断できる必要があるのです。
これらが出来高を見るべき理由なのです。

仮想通貨でも出来高を見るべき

仮想通貨での取引をする際は、出来高のある取引所を選ぶべきです。

仮想通貨は、まだ新しい市場のため市場は発展途上の段階です。ですから、仮想通貨の取引をする際は、日本国内であったとしてもコインチェックやビットフライヤーといった大手取引所を使うのが良いでしょう。コインチェックなら出来高も見やすいのでよいでしょう。

出来高は株価や価格に先行する

相場格言として「出来高は株価に先行する」というものがあります。昔から、出来高が重要視されており将来どのような株価になるのかということを予想するうえで非常に重要視されていた指標です。

株価が上昇し、出来高が増加すれば、上昇の勢いが強くトレンドが長続きしやすくなります。下の図は2019年3月のビットコインですが、急騰前も買いの出来高が徐々に増えてきており、最終的に4月に価格が急騰しその後も上昇トレンドを作っていきました。

株価が上昇し、出来高が減少すれば、天井が近いとみて今後下落相場に変わっていく可能性が高くなります。
下の図は2019年7月ビットコインの相場です。買いの出来高は、徐々に減少し相場も下落傾向に変わってきているのが分かります。

逆に、株価が下落し、買いの出来高がさらに減少していた場合市場が弱くさらに下落が続くこととなります。売りの出来高が増えれば、価格は急落することになるでしょう。

株価が下落し、買いの出来高が増加し始めた際は、大口によって買い集められているため相場が転換し上昇転換へと向かっていく可能性があります。

出来高を伴った動きをしているかどうかに注目

出来高を伴った動きをしているかどうかに注目してチャートを見る必要があります。たとえば、価格だけが上がったのにもかかわらず、出来高が全くない場合、上昇が続かない可能性が高くあります。

相場の中で、売り圧力や買い圧力が全くない段階で、少しビットコインや株が買われたとするとします。価格チャートはそれに反応し、買いによる価格上昇があるでしょう。ただし、出来高が全くない状況で、価格が上がったとしてもそれは一瞬の価格上昇にしかすぎず、すぐに下落してしまう可能性が高いとみることができるのです。

例えば、2020年の5月~7月にかけてのビットコインの価格と出来高を見てみましょう。

ビットコインの価格は5月5月まで上昇した後、ほぼヨコヨコしながら保ちあいの相場を作りました。この時、徐々に出来高は少なくなり、ほとんど相場が動きませんでした。売り圧力となる出来高もなく、完全に価格が停滞しました。買いによるチャートの上昇もありましたが、やはり出来高が全くないため価格は上昇しませんでした。

しかし、2020年7月下旬は価格上昇とともに、出来高も一気に増加しているのが分かります。この時、買い圧力の出来高による上昇すなわち出来高を伴った上昇ができているのが分かります。
これにより上昇トレンドができてきたということが分かるのです。

出来高は人気度

出来高が多いということは、人気が高い
出来高が少ないということは、人気が低い

出来高が増加してきている→人気が高まってきている
出来高が減少してきている→人気が落ちてきている

ですから、価格だけで判断すると「だまし」というものが起きるので、ほんとうにその銘柄は人気が高まっているのか、落ちてきているのかといった市場の雰囲気をしっかりとつかむといううえで出来高が大事なのです。

相場のトレンドの転換は?

出来高が極端に上昇しているタイミングはトレンド転換のサインになるという見方があります。出来高が極端に多くなるところは、バイイングクライマックスとなりトレンドの変わり目になりやすいです。このサインを見逃さないことで、利確が遅れたりトレンド転換する瞬間を見逃さずに済みます。

バイイングクライマックスとは、買いの出来高が極端に大きく価格も大きく上昇するときです。逆にセリリングクライマックスは、売りの出来高が極端に大きく価格も大きく下降するときです。これも出来高を見ておくとよいでしょう。

出来高は、売買の大きさなので機関投資家や大口投資家の動きをみるということになります。ですからどんな動きをしているのかといったことがこの出来高によって分かるのです。出来高が大きいと大口や機関投資家が動いているためそれに伴った上昇なのか、それに伴った下降なのかということがよくわかるのです。

相場を見るうえで、その上昇、下降が意図して行われているのか、出来高が伴っているのかということで判断することができるようになります。出来高を見て、今後の値動きを判断していく材料にしてきましょう。
とくに、ビットコインや株などの買い集め時期にこの出来高を見ておく必要があるでしょう。

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