【シリーズ第8話】日本人が好きな飛びやすい投資案件とそこに潜む罠

コラム

世界情勢に振り回される日本。

今の日本がどれだけ危険な状態にあるかを調べていくと、いつ破綻してもおかしくない状態であるということがわかります。

具体的にどういう状態なのかを追って解説していくと共に、自分の身を自分で守る方法で最も有効な「資産運用」と「資産形成」について、私の見解をお伝えしていきます。

 

お金に対するリテラシーを正しく持ちましょう!

 

リテラシーは低いがお金が好きな日本人

前回は、世界で主流の運用方法についてお話してきました。

言語能力が乏しいことや世界の投資に信用性がなく怖い、投資の教育がなく「危険だ」 という考え方が日本人に多いということも問題点として挙げました。

しかし、日本人だって「お金を稼ぎたい」「資産を増やして安心したい」という気持ちは変わらずあるわけです。

では、知識がない日本人はどんな投資案件に飛びつくことが多いのでしょうか。

今回は、日本人が飛びやすい案件、今後どのような行動をとっていくことで資産を大幅に安定的に増やすことができるようになるかということについてお話ししていきます。

日本で流行る投資案件

日本でも様々な投資案件が出回っています。

今回はその中で有名なものをいくつか抜粋して紹介していきます。

投資信託案件

知識がなく、自信がない日本人が飛びつきやすいのが投資信託でしょう。

投資信託は、投資家のプロとされている証券会社が一般の投資家のお金を集めて運用をするという方法です。

 

しかし、投資信託は証券会社が投資するものを完全に決めるため実際に増えるかどうかは別です。

 

また、証券会社に頼んでいる時点で利益のいくらかは証券会社の利益になります。

これまでの実績を出していたりしていると、それを過信して完全に任せっきりとなってしまうでしょう。

任せっきりにしたことで、1年後資産がいつの間にか大きく減ってしまっていたということになってしまいます。

 

結局自分の力で何もしていないため自ら運用する力や分析する力もついていないのです。

自動売買ツール

自動売買ツールは、為替のFX取引を自動で行ってくれる装置です。

システムパッチのような形状をしているものもあれば、物理的なマシンの場合もあり、また指定された口座を開設するだけのものなど様々な形状が存在します。

どの形状をしていても意味合いは一緒で、自動売買ツールは為替のFX取引をおこなってくれるものであり、ONとOFFボタンを押すだけで取引が開始されるものです。

だれでも、自動売買ツールと取引所をつなげることができれば、あとは勝手にやってくれるので非常に簡単なものです。

 

しかし、市場は常に変化しています。

 

ある一定期間の中では、その自動売買では勝てていたとしても大きなトレンドが発生したら全く勝てないものになったりしてしまうこともあります。

ですから、始めのほうは資産が増えていても 最終的にうまくいかなくなり、資産をすべて溶かしてしまったということも少なくありません。

もちろんFXでのテクニカル分析の能力も何もついていません

投資信託案件や自動売買は、投資の知識がなく自分で売買することができない人や完全に自動でやってもらいたいという人、お金をたくさん持っていて誰かに任せたいという人がこのような案件に飛びつく傾向があるでしょう。

 

友達や知り合いから「この自動売買ソフトいいよ」と紹介されるものもあるのではないかと思います。

株式のインサイダー

ある程度情報を取れるようになってくると、インサイダー情報として情報が回ってくることがあります。

特に多いのは仕手(マーケットメイク/チャートメイク)情報、そしてIPO前の未公開株式です。

 

もちろん多少の利益を得ることができるかもしれませんが、

あなたのような一般の方に情報が回っている=すでに公開されてしまっている情報

であって、その手前で利益を得ている人がすでにいるということを知らないといけません。

 

本当の情報である場合、特に1次情報であれば信憑性は増しますが、あなたが頻繁にそのような情報をやりとりしている場合を除きガセネタになる可能性が高いと言えるでしょう。

ICO投資

ICO投資とは、まだ上場していない株や仮想通貨を事前に買って取引所に上場したときの価格幅をとるものです。

 

未上場の株や仮想通貨を安く手に入れることができるといったことから、将来性に賭けて多くの日本人が購入します。

しかし、実際は上場しなかったり、上場しても勝った時の価格よりも大幅に落ちてしまったりと詐欺のものも多いのです。

そのため、未上場株やICOで損をしてしまっている方は多くいるのではないでしょうか。

 

その銘柄の情報をしっかりと分析して買っておらず、いい情報だけに騙されてしまっていることが多いのです。

MLMモデル

MLMモデルとはマルチ・レベリング・マーケティングの略で、いわゆる自身から紹介者を出すことで対価として利益を得ることができる商法です。

日本人は組織を好み、周りと同じことをすることで安心する人種なため、日本ではMLMが流行りやすい傾向にあります。

 

日本でのイメージはあまりよくありませんが、MLMは世界的にみればいたってノーマルな商法です。

 

特に日本の場合、誘い文句で「簡単」「誰でもできる」「何もしないでも権利収入(不労所得)が得られる」などと甘い誘惑をかけて誘うことがほとんどです。

そのため、その収入が労働収入であるということに気づかずに始める方が多く、悪いイメージが先行してしまっているのです。

 

商品を売らなければ利益が出ないMLM案件が多く、紹介をコンスタントに出すことができない場合は損をしてしまうことが多いでしょう。

 

結果日本人は稼げているのか

しかし、これらの投資案件は実際大きく稼ぐことができるのでしょうか。

トータルで、投資案件は勝つことができているのでしょうか。

 

答えは、ノーです。

 

なかなか、稼ぐことができていないというのが現状です。

投資信託の中では、 投資家のプロと言っても、結果が必ずしもあたるわけではありませんし手数料や取り分が小さいなどの問題があるためなかなか大きく稼ぐことはできず優位性は低いです。

自動売買であったとしても、絶対に勝ち続ける自動売買というのはなかなか存在せず、勝っていたとしても大きく負けてしまう可能性があるわけです。

 

「この投資信託はだめだ」

「この自動売買は全然勝てない」

物や人のせいにしてしまう ことになるのです。

投資は自己責任

第6話でもお話しした通り、誰かの真似をしていたりだれかに任せるという投資は、知識がない、自信がない投資初心者の人には魅力的に映るものです。

しかし、投資は必ずしも勝つことができません。

損失が出てしまった場合、 元本保証という制度はもちろんなくマイナスで終わる可能性はあり損失が出ても自己責任なのです。

誰かのせいにしたりしてはいけないのです。

 

ですから、最終的に自分で判断しなければならないわけです。

負けないために自分で調べる

この投資に優位性があるのか、資産を増やすことができるのか

それぞれの案件をしっかりと調査することは非常に大事です。

 

・この投資で毎月どれくらいの利回りが期待できるのか

・なぜこの投資商品ならこれだけ期待できるのか

・他の投資商品と比べたときの優位性は何か

・リスクを回避するためにどんな工夫がなされているか

などをしっかり調べておくのです。

 

もしくは、 自分の分析力をしっかりとつけてご自身でしっかりと売買できるようになることが必要な力です。

投資は、他人任せにしてはいけません。

疑問点をしっかりとなくし、「この投資なら勝つことができる」という気持ちが固まってからその案件に投資するようにしましょう。

まとめ

日本人は投資の知識がなく、自信がないため投資信託や自動売買といった他力本願の投資案件に頼りがちです。

そして、その投資案件について調べることもせず「友達がいいって言っていたから」といった軽い理由で投資案件に飛びついてしまいます。

 

もちろんすべてが悪いものではないのですが、他の人から言われたことを信じ込み簡単にお金を入れてしまいます。

また、利益が上がればいいものの、損失が出ると誰かのせいにしてしまう、こういったことが多いのです。

 

自分の力で、インターネットの情報をたくさん見たり、他にやっている人に聞いてみる、使えなくなったら出金するなどしっかりと管理をするなど自ら行動していく必要があると思います。

目先のお金にとらわれるのではなく、長期的な目線をしっかりと持ち今後優位性が高いかどうかを調べてから投資をするようにするのが良いでしょう。

 

投資は自己責任であるため、ご自身がどれくらい努力したかが直接的に結果になって現れます。

 

まずは、情報を自ら調べる、人に聞いてみるということをぜひやってみて投資に興味を持っていただけたらと思います。

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